PER・PBR・ROEで分析

◎PER(株価収益率)

PER(株価収益率)とは、企業の株価と利益を比較し 株価の価値を判断する指標です。

PER =株価÷1株当たり利益(EPS)

1株当たり利益(EPS)=当期純利益÷発行済株式数

PERの数値が小さければ株価が割安で、数値が高いほど割高だと判断します。

業種などによって違いますが、目安として、PERは15倍~20倍程度が平均です。

だから PER が15倍以下ななら割安で 20倍以上なら割高と判断されます。

しかし 業種や業界や経済状況によって 平均的なPERが変化しますので、いろいろな企業と比較することも大切です。

PBR(株価純資産倍率)

PBR(株価純資産倍率)とは、企業の純資産額と株価を比較し 株価の価値を判断する指標です。

PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり純資産額(BPS)

1株あたり純資産額(BPS)=純資産÷発行済株式総数

株価と純資産額が同じ時に、PBRが1倍になります。

だから PBRが1倍を下回ると 株価は純資産額以下なので かなり割安だと判断されますが、PBRが1倍を下回る企業は、企業成長率に問題があるか 決算書に上がってこない損失がある可能性が高いんです。

業種などによって違いますが、目安として、PERは1.5倍~2.5倍程度が平均です。

基本 株式市場に上場している企業は、将来性があり、純資産額より株価の方が高い傾向です。

なので 単純にPBRが 低いからと言っても 低い理由を判断する必要があるんです。

そして 業種や業界や経済状況によって 平均的なPBRが変化しますので、いろいろな企業と比較することも大切ですね。

ROE(資本利益率)

ROE(資本利益率)とは、企業が当期純利益と純資産額を比較し どれだけ利回りを生み出しているのかがわかる指標です。

ROE =1株当たり当期純利益(EPS)÷1株当たり純資産額(BPS)

ROEが高いほど企業の成長性があり、株主配当や株価上昇が期待出来るんですね。

ROEは利回りなので、金利などよりROEが低ければ 投資家がその企業に投資する魅力がないんです。

ROEが10%以上の企業が、企業の成長性があり 株主配当や株価上昇が期待出来ると判断されます。

しかし ROEが高ければ必ず株主配当が増えたり 株価が上昇するわけではありません。

ROEは、純資産(資本)が小さい企業は高めになります。

だから ROEが高くても、今後の成長性に乏しい企業では 投資する魅力はないんですね。

ROE以外にも経常利益の伸び率や成長性などを考慮して判断する必要があるんです。